八川歯科医院（東京都中央区）

【補綴歯学学会専門医　在籍】最新設備により、患者様の口腔状態や症状に合わせた入れ歯を提案する八川歯科医院

出典：八川歯科医院

①八川歯科医院の想い②受付③診療室

八川歯科医院は、都営浅草線宝町駅A7出口から徒歩１分の位置にある歯科医院です。八川歯科医院では、入れ歯（義歯）治療に対応しています。

入れ歯に対するイメージはどのようなものでしょうか。
見た目が悪くなる、よく噛めなくなるというイメージを持っている患者様が多く、入れ歯が嫌だと感じる様子でした。
まず、見た目に関しては、様々な方法で入れ歯が入っているとわかりにくくすることができます。
また、義歯にも種類があります。固定式のブリッジ、取り外し式の部分床義歯、総義歯などです。
歯科医師が患者様に合った入れ歯を提案することはもちろん大切ですが、そのために、患者様からどのような入れ歯が良いのかや不満などをお知らせくださることも大切だと思っています。

これは、八川歯科医院の院長の持論です。
「十分な理解のもとに話合いを行い、時には侃侃諤諤議論を交わした上で決めるべきである」
八川歯科医院の院長は、補綴歯学学会専門医の資格を有しており、患者様にご納得いただいた上で、患者様に適した入れ歯治療を行うことが可能です。
入れ歯に関してお悩みやご不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

有床義歯のこだわりポイント

良い義歯を作製するポイントは、歯の機能の把握と筋肉の動きを制御する設計を行うことです

入れ歯は、口腔内に家を建てるようなものです。
どのような家を建てたいか想像するように、患者様ご自身でどのような義歯を必要としているのかを想像しておくことをおすすめします。

まず、歯と口腔内、そしてお口周りについて把握しましょう。
ご自身の口を大きく開けて閉じる時、どこまで口を閉じることができるでしょうか。
歯が全て揃っている場合は、歯の全表面が噛み合います。口は完全に閉じ、安定しています。
しかし、歯が少ない場合はそうではありません。
歯は顎骨に埋まっているので、噛むということは口周りの筋肉（咀嚼筋群）が動くと起こる動作です。
例えば、右半分の奥歯が全てなくなった場合は、歯と筋肉のバランスが悪くなり、顎が右に傾いてしまいます。
筋肉と歯のバランスが取れていることは、食事や会話などでとても重要なのです。

また、歯にも前歯群と臼歯群で役割が異なります。前歯群は、食べ物を噛み切るために、上下の開閉が主な働きです。奥歯などの臼歯群は、すりつぶすために左右の動きを主としています。

このような歯の機能の違いを理解し、筋肉の複雑な動きを制御する設計を行うことが、良い義歯を作製するポイントとなるのです。

医院としての理念・方針

豊富な治療経験を基に、患者様に最適な入れ歯を提供します

入れ歯に関するお悩みの原因分析、必要な処置や準備を行なって、患者様お一人おひとりに合った入れ歯を作製します。

八川歯科医院が大切にしていることは５つです。
1.技術の違い
八川歯科医院の院長は、「入れ歯の八川」ともよばれています。些細なことにもこだわりを持ち、治療を行います。

2.豊富なバリエーション
歯科医師としての治療経験は30年以上です。その豊富な経験を基に、患者様にとって最適な治療方法や義歯をご提案します。

3.最小限の来院回数
1日の予約数を限定しています。そのため、一度の治療に十分の時間を取ることができ、丁寧な治療を行うことができます。

4.優秀な技工士との連携
歯科医、技工士、衛生士の技術が全て揃うことはとても大切です。これにより、患者様にご納得いただける義歯を提供することができるのです。八川歯科医院には、いずれもプロフェッショナルが担当いたします。

5.適正コスト
価格に関しても、患者様にしっかりとご説明します。

院長について

院長の八川昌人

【経歴】
1978年東京医科歯科大学・歯学部卒業歯学博士
　　東京医科歯科大学・補綴科入局
　　　　　　日本放送協会（NHK)、第一生命保険歯科診療所歴任
1999年 1月八川歯科医院を東京駅八重洲一丁目に開業
2013年　　公益社団法人「お江戸日本橋歯科医師会」副会長に就任
2021年 8月再開発のため同じく東京駅そば、京橋にて再開業

【資格】
補綴歯学学会専門医

歯槽骨が弱っている場合の対応：前処置を適切に行うことで、長期的に安定した義歯を作製する

長期間安定してご利用いただける義歯を作製します

天然歯がなぜ抜けてしまったのか、原因は大きく２つに分かれます。
1.むし歯が重症化して抜けた場合
この場合は、残存している歯の歯根は正常であることが多いので、大きい処置は不要です。
2.歯周病(歯槽膿漏)により抜けた場合
この場合は、口腔内に残存している歯の歯槽骨が弱っていることが多いです。40歳から50歳にかけて症状が現れ、健康な歯でもしっかりと歯が埋まっていないことがあります。
その結果、筋肉に負けないように前処置がとても大切になります。

前処置とは、残存している健康な歯を連結し、噛む力を正しい方向に導き、強化する処置です。噛む力が義歯も残存歯も同等であることを目指すことで、長期的に安定した義歯を作製することができます。

前処置のその他の具体例としては、下記の通りです。
・残すことができない歯の抜歯、および残存歯の歯周治療
・方向がずれて動いてしまった歯の治療
・入れ歯と噛み合うためのガイド面の形成
・残存歯の歯周病治療、必要であれば神経に対する治療

良い義歯の作製：顎の筋力と残存歯の歯根や義歯床粘膜とのパワーバランスを考慮する

良い義歯のためには、力関係を考慮することが大切です

噛む力や筋肉は、年齢を重ねても変わりません。しかし、歯や歯周組織は衰えていきます。
特に40歳以降になると、奥の臼歯をなくして前歯だけの状態にしておくと、前歯が耐えきれず歯が出てきてしまいます。
そのため、1本でも歯を失ったら、補うことと口腔内のバランスを維持することはとても大切です。

そのような場合に必要な治療の一つに、義歯があります。
「動かない・壊れない・汚れない」これが良い義歯である条件だといわれています。
しっかりと食べ物を噛むことができるためには、動かないことが特に重要です。

義歯と残された歯を一体化するためには、顎の筋肉と歯根や粘膜とのパワーバランスを考慮しなければなりません。
残っている歯全ての歯根にかかる力と義歯床下の粘膜への負担が、顎を動かしている筋肉（頬全体）の総力と同一もしくはそれ以上であることが望ましいです。

残っている歯の根をできる限り利用して、義歯（特に、取り外し式の義歯）である箇所を最小限に抑えることで、違和感や異物感が少ない良い義歯となります。

義歯の種類と維持装置：固定式と取り外し式の組み合わせにより、違和感なく安定した義歯を提供する

患者様の口腔状態に合った処置をご提案します

義歯の種類は4つあります。
1.固定式(クラウン・ブリッジ)
失った歯の周囲の歯を2本以上削り、そこを足掛かりとして補う方法です。
取り外しはできません。残存歯の歯根に、しっかりと咬合力があることが条件です。
2.取り外し式(部分床義歯、総義歯)
入れ歯とよばれるものです。床、人工歯、連結装置で構成されています。
症状や口腔状態から、全部床義歯（総義歯）と部分床義歯のどちらかを検討します。
3.インプラント（人工歯根）
近年最もポピュラーな治療法です。使用条件は限られており、人工歯根の安定にも時間が必要です。
4.１と2の組み合わせ
八川歯科医院で一番おすすめしている治療法です。
ブリッジを組み込んだ部分床義歯とすることで、義歯にする箇所を少なくすることができます。

部分床義歯の大切な部品である、維持装置についても紹介します。
これは、残存歯と義歯を連結し、顎骨の上で一体化させる働きがあります。
維持装置にも種類があり、キャストクラスプ、コーヌクローネ、クラウンレッジです。
それぞれの方法にも欠点がありますが、高度な技術によりカバーすることはできます。

患者様に最適な治療方法を提案する：様々なバリエーションの治療法からの選択

様々な治療方法を検討し、患者様にとって最善の治療を提供します。

一つの症例でも、義歯による治療法は様々なバリエーションが考えられます。
見た目や装着感、よく噛めるのか、費用などを総合的に検討した上で、患者様と一緒に治療方法を決定します。

例えば、30代前半の女性の症例です。
奥歯の1本は、むし歯が重症化しており抜歯が必要でした。しかし、健康な歯の歯根は丈夫な状態です。それとは別に、詰め物や被せ物が古くなり、合わなかったり破けたりしていました。

この患者様の治療例は３つ挙げられます。
＜治療例1＞
むし歯が進行している歯や神経の処置が必要な歯は全て抜き、前歯のみ残してクラスプを掛ける義歯を作製する方法です。
これは、最も簡単な治療法であり、費用も少なく済みます。しかし、抜歯が多いと、義歯箇所が大きくなります。違和感が強く出るので、あまりおすすめできません。
＜治療例2＞
むし歯が最も重症化している歯のみ抜歯します。そして、神経の治療を行うことで残すことができる歯の治療、冠が適合していない歯の治療を行った上で新しいクラウンを被せます。その後、クラスプの義歯を作製します。

＜治療例3＞
治療例2を改良した治療方法です。ブリッジと部分床義歯を組み合わせることで、違和感を最小限に抑えた義歯にすることができます。

自由診療のリスク・副作用、その他

自由診療について
患者様のさまざまなニーズに応えるために自由診療を提供しております。しかし、自由診療には健康保険適用外の治療が含まれるため、以下の点にご注意ください。

【リスクについて】
自由診療には、保険適用治療に比べて高度かつ専門的な治療が含まれる場合があります。これらの治療はより高い技術を要求されるため、一般的な治療よりもリスクが高まる可能性があります。

【副作用について】
すべての医療行為には副作用のリスクが伴います。自由診療の場合、使用する材料や治療方法が特殊な場合があるため、通常の治療とは異なる副作用が発生する可能性があります。

【費用について】
自由診療は健康保険の適用外であるため、保険診療と比較して高額になることがあります。治療前には必ず費用の詳細について説明を行い、ご同意をいただいてから治療を開始します。

【治療の選択について】
患者様の健康状態や希望に合わせて、最適な治療計画を提案します。自由診療は選択肢の一つであり、必ずしもすべての患者様に適しているわけではありません。

【その他の注意事項】
治療後のフォローアップやメンテナンスについても、自由診療の範囲内で行うことがあります。これには追加の費用が発生する場合があります。
患者様一人ひとりに合った治療を心がけております。自由診療を含むすべての治療オプションについて、十分な説明とともに、患者様のご理解とご同意を得ることを重視しています。ご不明な点やご心配なことがございましたら、遠慮なくご相談ください。

この医院の口コミはまだありません

口コミを投稿する

受付時間

診療時間	日	月	火	水	木	金	土
09:30 ~ 13:00
14:00 ~ 18:00

休診日：土曜・日曜・祝日

アクセスマップ

基本情報

医院名	八川歯科医院
所在地	〒104-0031 東京都中央区京橋2-11-5 パインセントラルビル 8F
最寄駅	宝町駅A7出口　徒歩1分
診療内容	有床義歯
医院ID	17763